沖で待つ
沖で待つ、を読んだ。
勤労感謝の日には、仕事をしてきた女のリアルさみたいなのがあると思った。私はキャリアがないので、想像でしか言えないけど、活躍する女性のモデルは極めて少ないんだろうな。仕事で活躍してもやっぱり結婚はチラつくし、だから結婚も子育ても仕事も全部自由に出来たら良いのにね。主人公の毒が清々しい。沖で待つは、同期の男女の絆を描いた作品。2人は決して男女の仲にはならないが、信頼で結ばれていて羨ましい。みなみのしまのぶんたろうは、全文が漢字変換されてなくて読みにくいけど、ほっこりした。中途半端な所で終わってしまったけど。これって特定のモデルがいるんだろうか…笑
- 作者: 絲山秋子
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2009/02
- メディア: 文庫
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