紅白。

  椎名林檎のnippon良いなぁ。発売当時は右翼なんて言われてたけど。発売当時、この曲をここまで良いとは思わなかったけど、生で歌ってるのを見ると、迫力があってとても好きだ。しかし歌詞が良いとは思わない。林檎っぽくて嫌いではないけど。

  林檎が好きだから、右翼なんて言われるのは納得がいかなかった。混じり気のない青だって単なるユニフォームの例えに過ぎないだけなのに、純潔主義なんて連想出来る人の方がよっぽどオカシイと思う。あたしはサッカー全然知らないからこそ、サムライブルーなのかなって思ったし。

  ただ淡い死の匂いってのは何の例えかわからないし、こりゃサッカーとは無関係だしマズイとは思う。そういう意味でこの歌の歌詞は残念だ。いい曲なのに。

  椎名林檎が以前愛車をヒトラーと呼んでたのも今更取り沙汰されてたけど、もともと林檎の売り方は過激だったし、何を今更と思う。殆どポーズでやってるに過ぎないし、ファンもそれを楽しんでいる。勿論海外からは批判されたのだけど。

  椎名林檎は考えてしまう人、なんだと思う。平気な顔してやってますよってそつなくこなしてるふうに見せてるけど、色々考えて考えづくでやってる人なんだと、自作自演屋なんだと思うのだ。パフォーマンスも上手いし、あざとく空振ってる事もあるけれど。

  嬉しかったのは紅白の瞬間視聴率ベスト5に林檎がランクインしてたことだ。それもベスト1は松田聖子、その他SMAP、may.jとか並んでの後だけど、他にも多くのアーティストがいた中で、林檎が5位ってすんごい事だし、とても嬉しい。そして、紅白での歌も素敵だった。着物可愛かった。しかし毎度の事ながら顔が違うwwww

  サッカーとか抜きにして、例の歌詞も忘れてれば本当に日本が好きなんだと思える歌なんだと思うけどなぁ。恥ずかしく感じてもこれくらいハッキリ愛国心を出す事って大事だし、出していけるようになると良いなと思う。でも他国を批判すること＝愛国心ではない。

  ついでに色々噂されるサザンの曲も聴いた。ピースとハイライト。大義名分をかいしゃくと読んで、集団的自衛権行使容認に一石を投じてるんじゃないかとか言われてた。そこまで深読みはしないでも、意識はしてるのかなぁとも思った。こんな時だから平和を意識して歌うことは素晴らしいのだけど。理想としては平和を唱え続けたいし。

  そう、平和は大事だ。しかしどう守っていくのか、それが問題なんだ。

NIPPON