廃園跡地

言いたい事を言いたいまま!

20代終わりで考える事、思う事、若者に伝えたい事。

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  よくよく考えたら20代ももう残り2年。なんか焦りが出てきた。たくさん読書しようと思ってても読むのが遅くて年間で4冊程しか読めてない。

20代終わりで考える事、思う事

   20代はあっという間とか言うけれど、それなりに色んな体験もしてきた。うつ病になったり失恋したり、自分と家族を見返したり、自立した生活をおくる基盤を作ったり。人よりは幾分も出遅れているかもしれないけど、元々出遅れた人間だったし、まぁまぁ頑張ったと思う。

  でも後悔してる事もある。それはもっと読書をしておくべきだったって事。20代はやる事やりたい事たくさんあるし、後回しになってしまっていた。30代になって家族が出来ればもっと時間は少ないのに。

  良質な言葉を知れば良質な人間になれるってのは多分本当だ。小学生の時はあんなにたくさん読書して、自分は他の子より色々知ってるつもりでいたけど、本当につもりで。それを伸ばし続けなければこうなってしまうのだ。

  大人になったなと思う。まだ子どもで、夢も希望もある年齢から考えたら、希望の光が差し込む雲間はだいぶ小さくなった様に思う。大人って、色んな経験してるからこそ、どんな事が起きても大体こうなるとか、この程度とかある程度分かってしまう。価値観も固まってしまうし。

  子どもの頃見てきた汚い大人になりたくない、自分の感受性とか価値観大事にしたいと思って生きてきても、どこかで汚くならざる得なくなった。世間は余りにも理不尽で厳しくて、汚れなければ、強かにならなければ生きていけないと思った。純粋でいられる人は凄いなぁと思う。

  今更価値観は変わらないかもしれないけど、少しでも取り戻したいからあたしはこれから時間かかっても読書をしていこうと思う。特に哲学をしたいなぁと思っている。哲学するならもっと多感な時期が1番良い。とは思うけど。特に22〜25の間は、自分が見えてくる時期だから丁度良いかも知れない。

  あたしが学生時代出会って良かった本があった。今は亡きダニエル・キイスが記した、アルジャーノン、ではなく、24人のビリー・ミリガンだ。多重人格について考えさせられた。とても良い本だ。読んで心理学を学びたいと思わせてくれたし、あたしにとって価値ある一冊だった。

  そして後悔とも違うけど、若い子にエールを贈るとするなら
人と違う事を恐れるなと伝えたい。その差異こそ個性であり、伸ばすべき所だと思う。そして在り来たりだけどもう一つは大人の言う事は本当の事も結構あるって事だ。大人は良く、勉強しないと後悔するとか、色々言うけど、勉強しないと後悔します。マジで。大人になってからだと時間もないし学ぶ機会も少ない。教えてくれる人もいない。でも勉強は一生ついてまわるものだ。仕事しても、勉強しないとステップアップ出来ない。なので、勉強から逃れるのは諦めて、勉強して下さい。もしくは才能を伸ばして下さい。生きる道はその二つ。

  勉強したくなったり、重要性がわかるのは本当大人になってからなのだ。まぁしたくなった時がしどきと思ってあたしもしてるわけだけど、やっぱりしておけば良かったと思う。やっておけば、困る事なんてないわけだから。ピンとこないかも知れないけど、最低限の勉強をしておく事、理解しておく事。そうすると出来る事の範囲もぐっと広がるし、興味を持って読書をしたり自発的に考えれば尚良い。

  大人が言う、お前には無理だって言葉は無視して良い。可能性を否定する言葉なんて聞く必要はない。と思う。あたしはそんな下らんものを間に受けて色々失った訳だけど。大人がそう言ったとしても、若いって色んな可能性含んでるから、無視して突っ走れば良いと思う。失敗してもそれは絶対肥やしになるのだし。

  20代終了まで後少し。コツコツ頑張ろうと思う…。