廃園跡地

言いたい事を言いたいまま!

楽しい職場

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  今の仕事は、安月給だし、不規則だし家からも遠いし、明けがうんと疲れる。だから何度も辞めようって思った。その度に、職場の仲間と話して楽しい事を思い出して、それをとても大切に思ってるあたしがいる。それを捨てられないあたしがいる。でもいつかは、ちゃんと昼間働かなきゃならないと分かってるから、こんな風にしていられないのに。







  今日の後輩は哲学的でなんだか色々喋ってた。珍しく哲学モードだ。彼は今幸せを感じているらしい。

「煙草を吸ってる時ふと思ったんですよ。両親も健在だし、体も健康、お金を稼げる、大好きな彼女がいる。飯が美味い。俺今幸せだなぁって。」

うんうん。そういうのが幸せなんだよね。

「人生考え方一つ。いつ死ぬかわからぬ命。幸せを数えた方が幸せでいられるんじゃないかって。」

後輩…急にどうしちゃったんだろう。
でも幸せって、細やかなもの、小さなもので、それを発見出来る人の方が幸せだ。不幸ばかり数えてると不幸ばかり気になってしまう。不幸があっても、幸せにピントを合わせるだけで、幸せになれる。

それに人に感謝出来る事、それも幸せだと思う。感謝する事で幸せが生まれる。
人を愛せる事もまた幸せだ。憎むのではなく愛する事、愛を知っている事。世の中に嫌いな奴しかいなかったら、幸せなんて感じないのだから。

「俺も大人の階段登っちゃったかな」

どうしたんだ…後輩よ…。今日なんかキモチワルイなー。

「大人って何だと思います?」

「大人って多分…汚いことや汚い役を引き受けられるって事かな。生きる事は綺麗事だけじゃない。強かに、時には汚れないといけない。子どもはそんな事しなくていい。大人はそれを引き受けられたり、またそれを受け入れられる様になる事なんじゃない。」

「俺は、大人は意味のない事をしないと思うんですよ。する事全てに意味があるのが大人なんじゃないかって。」

「へぇー?そうかなぁ。」

「だから旧式さんはまだ子どもッスねー!」

コラwwww

まぁ意味のある事しか出来ないんだとしたらあたしはまだ子どもだな。でも意味のある事しか出来ないなんて窮屈じゃないかなー?大人になっても、子どもっぽい面はあるものよ。と諭しておいた。


楽しい職場。