女性専用アパートと、必要な自意識過剰。

  女性専用アパートなんてのがあるというのを最近増田で読んだ。それだけなら、何かあった時危険なんじゃないかと、あたしも考えたのだけど。その増田の話はなかなか考えさせられた。

  普通のアパート？に引っ越して、隣人の男と挨拶をしたら、それ以降頻繁にソイツに遭遇するようになったって話だ。要注意なのは、家を出るタイミングを見計らって、部屋を出る人。つまり生活のサイクルを研究してたり、部屋の音だって聞かれてる可能性がある。そう考えたらなんか怖い。別に他意がなくて、ただ女の子だからとか、気になる程度なのかもしれないけど、それだけでも女からしたらキモチワルく、怖いモノだ。

  だいたいそういう話をすると自意識過剰乙とか言われてしまうだろうけど、女の場合、それが自意識過剰で済めばそれで良い。何かが起きてからでは取り返しがつかない。現に、数年前マンション内で、隣人だかの男が女性宅に押し入り、乱暴されたのかわからないけど、女性は最終的に殺され、ミンチにされてトイレから流されてしまった事件があった。

  自分の生活圏で欲望の赴くまま事件を起こす神経が1ミクロンたりとも正常ではない。見つからないと、バレないと思ったか。

  昔から女性が独り暮らしするなら、男性用の下着を一緒に干せとか、1階には住むなとか確かに言われてて、治安の良い日本だってやっぱりそういう所は気をつけなければならない。隣人の人と知り合っておけば、何かあった時安全だとか安心だとかって考えもあった。しかしそれは、この増田の話を読んだり、その事件を考えれば正しいのかは疑問だ。だから女性専用アパート？は必要なのだろう。

  他人事とは思えなかった。女なら他人事とは思えないだろう。女であるというだけで、無差別的に性犯罪に遭う確率はいつだって０ではないのだから。

  他意なくとも、ゴミを出す時間を合わせられたり、駐輪場で待ち伏せされる様な事があったり、近所のスーパーでよく会ったりしたら、怖い。相手からしたら、多分女の子だから、ちょっと珍しいと思ったとか、少しお近づきになりたいとか思ってるのかもしれないけど、よくわからないけど。女は自分の身を自分で守らなければならない。力が弱いからだ。あたしもそう教えられた。夜道は歩くな、とか、露出が多い服は良くないとか。自意識過剰だなんて言われる位で良い。そうでもしなきゃ、そういう人間を寄せ付けないようには出来ない。

  何気なくしてる事でも、女の子は怖いって思う事がある。だからって痴漢の冤罪が良いとか、少し声をかけただけで逮捕されるのはおかしいかもしれないけど、そういう事件を起こす人間がいるから、やっぱり女にとっては怖いし、敏感になるのは仕方ないと思うのだ。

  最後に、そうやってお近づきになりたいって程度の感情で近寄ってくる男性には、左手薬指の指輪が効果あるらしい。但し、相手がマトモな人、であればだろう。