好き嫌い
残さず食べなくてもいいと言っていいのだろうか/指揮者だって人間だ
を読んで。子どもの好き嫌いに関するしつけに悩まれているにょっきさん。にょっきさんのご家庭では昔お父上様の胃腸が宜しくなく、好きでもないものを無理に食べなくてもいいという育ち方をされたようだ。無理に食べて体を壊しては元も子もない。
うちの家庭はやはり好きでもないものでも食べようという教育だった。勿論そういう教育で育ったので、子どもにもそうするつもりだ。例えばアレルギーがある場合なんかはそもそも食べる事が出来ないし、命に関わる。うちの教育方針で、あたしも嫌いと思いながら色々食べてきた。大人になってからは食べてないけど。でもやっぱり和菓子だけは好きになれないし、食べたくもないのだ。
子どものうちに食べなきゃいけないもの、食べなくてもいいもの、という分類があってもいいと思う。例えば野菜はやっぱり食べていかないといけない。肉やご飯だけではこの先肥満になる可能性もある。でも和菓子は嗜好品みたいなもので、食べる必要はないと思うのだ。例えばにょっきさんちのお父様は油ものがダメだったという事だけど、胃もたれするなら無理に食べる必要はないものと考えられる。でも野菜はやっぱり食べなきゃならんよねってあたしは思う。
嫌いなものでも食べる事の重要性は栄養バランスだけではない。嫌いでも食べる事でいつか、好きな味付けや調理に出くわせば、苦手を克服できるかもしれないし、そうすれば好きなものは増えるし、栄養もとれるわけで、食生活が豊かになると思うのだ。素晴らしい味付けや、好きな調理方法に出会う為にも、嫌いでも一口は食べてみる必要があると思う。