昨日酔って帰ってきた彼のどうでもいい話。

  昨日は彼氏が酔って帰って来て。友達と飲んできたから。あたしは疲れててずーっと寝てて、途中何回か電話を貰ったのだけど、電話に出るとまた寝てるっていう。

  昨日酔って帰ってきた彼は甘えん坊になってて、可愛かった。ずっとキスをねだられた。少し話して、キスをして、話しての繰り返しだった。いつもは意地悪してきたり、恋人って言うには微妙な雰囲気でいるけど、昨日は可愛かった。酒臭かった。

  話しながらいつの間にか裸になって抱き合って話していた。彼はあたしと飲む時いつも酔わない。あたしが下戸で余りにも酒が弱くすぐ酔うので、セーブして介抱してくれる。あたしといると酔えないのを申し訳なく思った。酔って嬉しそうな元気な彼は嬉しいし、可愛い。でもあたしの知らぬ時間で楽しく過ごして来たんだなぁと思うと淋しい様な気もする。嬉しい様な寂しい様な気分だ。

  彼が締めに炒飯を食べたと聞いて急に炒飯が食べたくなった。そういえば昼から寝て終電過ぎに彼が帰ってくるまで、飲まず食わずで寝ていたのだし。服を着て、深夜2人でコンビニでキムチを買って、彼氏にキムチ炒飯を作って貰って食べた。あたしも飲んだ。自分だけが素面ってのはなんか寂しいし、缶のサワーみたいなやつを飲んだ。飲んだ後、猛烈に眠くなって、飲まなきゃ良かったと思った。すぐ寝た。朝起きたら、頭が痛くて、なんだこれ二日酔いかよと思った。缶の1/3位しか飲めてないのに、なんだこれ酒弱過ぎだわと思って、仕方なくまた寝た。彼氏は戦国無双してた。