深夜のMXの孤独感は異常

深夜にMX見てると寂しさが増す。何でだろう。同じCMが延々流れて。それでアニメのCMが流れて、それを見て、独りだと感じる。

アニメといっても今のアニメはあたしの認識する所のアニメでないかもしれない。あたしの中のアニメはドラゴンボールとか、セーラームーンとか、コナンとかエヴァとかで。いってもナデシコとか。だから今のアニメは、絵も声優もみーんな同じで話もつまんなくて、平坦で、こんなんで面白いとか、感動なんてあるのかな。絵が綺麗でも戦う司書とかは面白かったんだけど。最近なら、蟲師とかキルラキルとかブリュンヒルデは見てみたいなとか思う。東京喰種もアニメ化だね。最早アニメ化なんて珍しくもないけど。漫画が面白くてもアニメが糞なら糞だし、ペラい絵描くならアニメにした意味もない。

夜中のテレビを見てると、泣きたくなる。深夜に自分以外の誰かが起きてる安心感と、また別の。全ての薄っぺらさ。アニメの絵も迫力も声も演出も、アイドルも全部薄っぺらい。金儲けの為にやっていると思っても思わなくても半端で薄っぺらい。薄っぺらいって事は、一流でなくて二流って事だ。人を感動させられないって事だ。わざとらしく媚びた微笑みのアイドル。何処にでもある顔。キンタロウアメ。でもそれは、あたしが薄っぺらいって事だ。あたしが誰かと繋がりもせず、痛みも覚えず、血も流さない。全部平坦に見ている。だから、薄っぺらく感じる。感じている。顔見知りでなければ人間でないような錯覚。人間でなければ、刺しても血も流れず、泣もしない、傷つきもしない、損害もない、そんな錯覚。こういう時は怪我をした方が良いのかもしれない。或いはこれは離人症の症状か。

今夜ももののけ姫を見る。何度も何度も。寂しい夜は見る。何故なのか。映画の内容とは別に静かな森のシーンが癒されたり、ラストは勿論、音楽がとても良い。主題歌もBGMも。似た理由でパルプフィクションも好きなんだ。これは映画自体も面白いけど、音楽のチョイスが物凄く好みだ。こっちの方がファンキーで軽くて面白いので今夜はもののけ姫を見るとしよう。もののけ姫でメンタルを落ち着かせて、元気なら紅の豚ってコースだいつも。さ、そろそろ朝食を作ろうか。