オリオン通り
先日父の単身赴任先の宇都宮に出掛けた。珍しく父から美味しい焼肉屋があるのでとお声がかかった。新幹線で往復6000円程したのでなかなか焼肉を食べに行くだけなのに豪華な旅だ。
夜勤明け母と弟と待ち合わせをして、新幹線で宇都宮へ。父と落ち合い早速七輪房という焼肉屋へ。舌が肥えてないので、叙々苑の肉がイマイチなのだけど、七輪房はめちゃめちゃ美味しかった！食べ放題で4000位か。肉は柔らかく、何より下味がしっかりしてるし、タレも美味しくて文句無し！サラダはお洒落で、スープも美味しかった。
その後近くのPARCOへ。前にあたしがプレゼントしたLUSHの石鹸はすっかり父のお気に入りに。そのPARCOのLUSHによく行くらしい。おじさんでLUSHってまず居ないし入りにくいだろうになぁと思いきやグイグイ店員さんと絡んでた。
その後オリオン通りをブラブラ。ご当地アイドルのライブを眺める。気づいたけれど、栃木は可愛い子が多い。ギャルがいない。ケバケバしい女がいない。どっちかというと大人しそうで、シンプルでスタイリッシュ。特にお洒落にしてるって感じでもないのに、アイテムの組み合わせが上手いのかもしれない。化粧もナチュラルなのに可愛い。兎に角可愛い子が多い。出身の子に試しに聞いたら彼も認めていたし、兎に角可愛い子が多いのだ。
あたしはギャルがどうかはわからないし、可愛いギャルも世の中には存在するのかもしれないけど、あまり好きにはなれない。何故って怖いし馴れ馴れしいから。直視出来ない。東京にギャルが多いのは東京の煤けた空気がギャルを生み出してるんじゃないからかと思ってる。
宇都宮は不思議な街だった。新旧が合体した様な街。古い建物や商店街と、新しい建物や商店街が合体した街。レトロな作りとスタイリッシュな作り。温泉街の様な雰囲気もあるし、可愛い街だ。
その後父の家にお邪魔した。父は駅から数十分のマンションの最上階に住んでる。最上階からの眺めは正に宇都宮の支配者って感じで道路の遠くから、遠くの建物まで見渡せた。部屋も2DK位の広さで独りには勿体無い。部屋は片付いていて、キッチンは閑散としてる。部屋にも小さな机にパソコンとかが少しごちゃごちゃ乗っていて、その前に2人掛けできそうな大きなモスグリーンのソファー。部屋の端には小さなシルバーラックに小さなスピーカーが乗っていて、beatlesが流れていた。
かなり良い部屋だ。居心地が良すぎて眠くなってきた。夕方新幹線で帰り、そこから電車を乗り継いで帰った。夜勤からほぼ寝ずに行って多分31時間位起きてたので頭がくらくらした。でも久しぶりに家族団欒をした。
あたしは家族が好きでない時期もあったけど、なんだかんだ一つになれてるのかなって今は思う。皆大人になったし、父は単身赴任、弟とあたしは独り暮らししてるし、末の弟だけが母と実家にいる。広い実家に。
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