廃園跡地

言いたい事を言いたいまま!

排斥≠愛国心

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無知は罪! - 廃園跡地という話で、外国人排斥や差別について書いた。今回も差別について。そして愛国心について。


 外国人排斥や人種差別というと少し前に目にした新大久保での韓国に対するヘイトスピーチのニュースを思い出す。心ある日本人がそれに対し抗議をしてくれた。


  最近の日本は少し怖い。恐らく近隣国が日本の領土に対し侵入してくる事があって、日本人は警戒している。危機意識が安倍総理を誕生させた。

  あたしも日本人だから、当然領土問題なんてなくて、近隣がイチャモンつけてると思ってるし、愛国心だってある。領土問題に関しては中韓を好きになれない。でもそれと差別はまた違うんじゃないかなとも思う。


  一時期韓流が流行り、あたしもウンザリした人達の一人だ。韓流は嫌韓を産み育てた。領土問題からそれは顕著になり、韓流で洗脳されたオバさん達以外はやっぱり反感を持ったと思う。ネットでは嫌韓が増殖し、リテラシーがない人は垂れ流される事実の判別がつかない噂や悪意を鵜呑みにした人もいた。


歴史問題、慰安婦、韓国政府の一貫性のない言動には付き合いきれないし、好感を欠片も持てない。だからといって、韓国人全てが同じだという見方をしたくはない。

あたしはリアルで韓国人に会った事はないし彼らを知らないからだ。確かに韓国ドラマに出てきたり、テレビで見る様に気性が荒い人が多いのかもしれないけれど。思い込みは怖い。


  子どもの頃、右翼は怖いって親は言った。騒音を流しながら走る車は確かに異様に映り、怖かった。でも祖母は彼らと同じ様に天皇陛下を大切にしていたらしいし、その違いがあたしにはわからなかった。

何故国家を歌うのが恥ずかしいと皆思ってるのかも分からず、日本がどんなに良い国で好きか公言する事も憚られた。そういうと何故か友達にウヨクって言われた。

あたしは日本人で、日本が好きなのに、何故日本の国家を歌うのがオカシクて、変な事で、日本を好きと言う事が、人々の忌み嫌うウヨクになってしまうのか分からなかった。自分の愛国心と、ウヨクは違うって思っていた。

大人になれば、その教育が間違っていたことが分かった。別にサッカーじゃなくても、オリンピックじゃなくても、愛国心を出して良いとあたしは思うし、子どもにもそう教えるつもりだ。日本の歪んだ教育が普通の愛国心を育てなかった。悲しい事に、戦後の教育が今の愛国心を作った。歪んでいる。


  逮捕された柏の通り魔殺人の容疑者ざ在日だとか韓国人だとか、噂が流れた。それはデマだったと思う。最もらしい言い分に流されてソースを確認しない。ウンザリした。何でもかんでも悪い事は皆、在日か韓国人だって。韓流くらいウンザリした。

  敵を作って、一体感を味わうのは楽しいだろう。でもそれで愛国心を感じるとしたらそんなものは愛国心でもなんでもない。日本人の悪い悪い村八分的な排斥的な島国根性だ。自分と違うものは排除する視野の狭さ。そういう風に韓国人を排斥する事は、冷静さを欠いてる中韓と同じだと思う。

そういう風潮にウンザリするし、それを鵜呑みにしてる人達を怖く思う。扇動されやすい人達を。