廃園跡地

言いたい事を言いたいまま!

自分が正気を保てる事。

 

 この前生理になった。元々筋腫もあり、生理は軽くはない。始まって数日は血の量も排出物もかなりある。この前は特に異常で、仕事場で椅子に座ってて違和感を覚えた。立ち上がると椅子が血塗れに。焦って綺麗に拭いたけど、ナプキン交換してから2時間ほどでこんなになるなんて信じられず、今まで経験のない事だった。ナプキンを確認すると信じられない位の大量出血。直ぐに交換したけど、それから2時間ほどで帰宅した。自宅前で自転車を降りて仰天。自転車のサドルも血塗れに。まさか電車やバスも汚したんじゃないかと不安になった。幸い服は黒かったので全くわからなかったけど、帰宅して脱いだら、先ほどと同様に大量出血。すぐに交換してもナプキンは一杯になってしまう。通常は多くても3時間以上放置しても外側に滲み出る事なんてないのに。案の定下着とズボンも血塗れ。このままいくと貧血で倒れたり、翌日の仕事に支障をきたすと考え、すぐさま婦人科に直行、調べて貰った。

 

  子宮に外傷や病気などは見られず、先生の話ではストレスによるホルモンバランスの乱れ、との事。思い当たる事が次々脳裏をよぎる。とりあえずホルモン剤を処方して貰った。ホルモン剤のおかげなのかわからないけど、血は4日目には通常以下の量となったけど、色んな所を汚すのが怖かった。生理でこんな思いをするなんて…。更にはホルモン剤の副作用なのか、仕事中に腹痛、吐き気、食欲不振に襲われて、まだ辛い。あたしは体調が悪いとすぐ下半身に影響が出るみたいだ。これも先輩のせいと、彼氏の母親の過剰なまでの結婚しなさい攻撃によるものなのかもしれない。自分ではそんなつもりはなくても、体は相当堪えてたのかもしれない。今日ももう何かをする気力もなく疲れ果てている。

 

  挙句虫歯になったので治療中だし、冷たいものと甘いものは染みて食べられない。あーアイス食べたいなぁ…。最近モンハンをやれる時間が取れず、仕事が終わって帰宅時間は早くなったのに、彼氏も疲れて寝てて、触れ合う事もない。起きれば彼氏はいつの間にかいないし、部屋の掃除もしなきゃならんしで、プレッシャーをかなり感じていたり、兎に角ストレス発散する暇と、余りにも少ない給料でカツカツ、息抜きも出来ない生活で、寝る事位しか楽しみがないし辛い。気づけばハレー彗星の様に毎日が過ぎ去っていき、自分が機械なのか人間なのかわからなくて混乱してくる。何の為に生きているのかわからなくなってきて、楽しく生きていきたいのに、それに今相反している気がする。彼氏のお母さんの言葉は、彼氏と喧嘩の原因にもなった。本末転倒な気がする。結婚を焚きつけられて、お互い喧嘩になるなんて。大量出血だって、妊娠してなる人もいるのに、妊娠でもないのに無意味に血を流すとか、何も残らないとか思ったら、何だかよくわからなくなってしまった。

 

  あたしはなんだかんだ、先輩とそんな他愛ない話をして、たまに理解し合えて笑えて、そう言うのがきっと息抜きになってたし、楽しかったんだ。あたしが当たり前だと思ってた日常はね、いとも簡単に終わりが来る事が出来る。だから信じられるものなんて、この世に塵一つ程も存在しないんだと最近感じてる。命なんていつ尽きても不思議じゃないんだ。

 

  こんなに大切な彼氏でさえ。あたしに確かなものは何も残されていない。多分手元にあるのは揺るぎない自分という、余りにもしょうもない脆い覚束ない自我1つだ。だからこそ最近、確かなものをもう1つ欲しいと思ってる。それは子どもかもしれないけど、ちょっと違う。これさえしていれば、明日世界が滅んでも、自我が保てる事。自分という人間が何の為に存在しているのか証明できるもの。それは文字だ。書くことだ。思考する事だ。それだけが、あたしを正気に導く気がする。だからあたしは書く事にしがみつかなきゃならない。それを仕事にしたい。そうしなければいつか訪れる、残酷な日常の崩壊に耐えられなくなるかもしれないから。変わりゆく日常は怖い。あたしは順応するのが余りにも下手くそだ。不安になっていく。だから、世界がどうなろうが、確固たる自分や、確固たる証、行為が必要なんだ。あたしにとって、それは書く事なんだと思ってる。誰かを愛しすぎて、誰か無しには生きられないとしたらそれは怖い事だ。別に独りで生きていきたいワケじゃないし、隣には彼氏が良いんだけど、あたしは誰かに依存してる限り、永遠に続くこの不安を解消出来ない気がしている。