最近わかった人間関係の正体

  なんとなくわかった事。

  知り合いの子は、寂しがりやで人とずっと居たいタイプ。でも人と居るとやっぱり傷ついたりするし、疲れる。それでも人と一緒に居たいらしい。あたしは疲れるから絶対無理だ。彼は人に優しい。キツくても優しくするんだ。キツイならイイヒトなんてやめてしまえばいいのに。あたしはキツイからやめた。すごく楽になった。でも彼はやめないんだ。

  そうして自分を保ってるのよと先輩は言った。ああそうか。あたしがイイヒトをやめて、人に裏切られたり、傷つくのを嫌って人に近づかないように、信じないように生きて、自分を保ってきたのと同じ様に、彼はそうする事で自分を保ってたのか。自分の保ち方が違うだけなんだ。

  だけど思う。人間関係の正体。

  やっぱり自分が一緒に居て疲れない人は本当の友達になれると思う。その人が好きだからその人の為に動けるということ。だけど好かれたいからする行動は、結局相手に利用されるし、自分も好かれたい為に相手を利用してるから利害関係になるんだ。あたしはそれをたくさん見てきたから、人間関係はやっぱり利害関係だと思うし、大半がそういう関係だと思う。本当に人として好きと思える相手といい距離感で居られれば、友達ってやつになれるんだろうと思う。独りになりたくないって理由で親切なんかにしても、それは相手から利用されるモトだ。だって独りになりたくないが故に利用してるんだから。