廃園跡地

言いたい事を言いたいまま!

千の愚痴と一の行動


  昔仕出かした事を思い出すと、脛を何処かにぶつけるより痛い。やってはならない失敗だった。馬鹿みたいだと何度も思う。取り返しのつかない事だ。取り返しのつかない事なら何度もしたけど、それは1位を勝ち取れる程取り返しのつかない事だ。それを思い出して苦しくなる。愚かだと思う。だからこそもう同じ間違いは犯さないし、胸にしまう。苦しむのは自分のせいだから。ずっと苦しみ続ける事しか出来ないから。夜はよくそんな事を思い出していたりする。そして悶絶する程後悔を繰り返す。でもそうする他ない。そうする事でしか、どうしようもないのだ。そうしてあたしが傷つくしかないのだ。それはあたしがしでかした事なのだから永遠にそうし続けるしかないのだ。自業自得なのだ。だから仕方ない。苦しいのも何もかも。当然なのだ。報いは受ける。だからあたしから幸せだけは奪わないでくれ。虫の良い話かもしれんけど、許して下さい、それだけは。

  今が毎日嫌なのは、職場の空気とか、職場の人のいつもの同じ、進歩のない愚痴のせいだけじゃない。自分がやらなきゃならん事、やってないせいだからだ、きっと。本当は何をしたいかわかってるし、茹だる暑さの中にいるみたいに気怠いのも、立ち向かっていないから気持ち悪いのだ。そう、あたしはやるべき事をやらなきゃならない。そうすれば、多少は今の苦しみから解放されて、笑える気がする。

  だからね愚痴なんて幾ら言ったって変わらない。愚痴を千言うなら、一行動しよう。その方が早い。変えられるの自分の行動でしかないのだから。