嫌いなもの

  家族がたまに悟った事を言うとどうでも良くなってしまう。きっとしみじみ感じたから言ってるのだろうけど。毎日は灰色だ。曇天の様だ。それは、あたしが新しい事に挑戦したり、夢に向かって本気を出してないからだ。でもそれをするにも準備もあるし、遅れもあるし、取り戻すにも相当かかるであろう。やらにゃならん事は山積みである。

  あたしは大学生が嫌いだ。新卒もそうだけど。理由は幾つもある。まずたかだか毛が生え揃った程度で、酒や煙草を嗜める様になった程度で、ちんこをまんこに突っ込める様になった程度で、社会を全て知った様なデカいツラしてるんじゃねぇって事だ。お前が精々知ってる世界はバイト止まりだろうがと。毛の生え揃ってない高校生とオツムは何も変わらないのだから、粋がってんじゃねぇと言いたい。お前らは納税もしてないし、まだ役立ってもない。社会のクズって事だ。何でも分かったふりして、酔って人に迷惑かけて、調子乗って、本当ウンザリする。納税してから調子乗れよと。思う。大学生はタチが悪い。体は大人なのに、オツムが追いついてないし、ふらふらふらふら、酒煙草セックスばかりしてる奴が大半で嫌になる。まだクソガキなのに、親が知らぬのを良い事にやりたい放題してる。育てた親の顔を見てみたい。ロクな教育してないんだろう。だから大学生はタチが悪いのだ。

  まぁジジイはジジイで自己中だから嫌いだし、ガキはガキでうるせぇから嫌いだし、女は女でキャンキャン五月蝿いから嫌いだし、男は男でデリカシーがないから嫌いだし、要するに好きなものなんて何もないんだけど。そしてあたしも、上の世代から、何も知らない癖に粋がってんじゃねぇって思われてるんだろうなぁ。そんなもんだよねー。