アサシン
全て観て比べた
主演はブリジットフォンダ。元々ジュリアロバーツが演じる予定だったらしいけど、ジュリアロバーツが演じてたらどうなっていたのか…何れにしろアンヌパリローがぶっちぎりの可愛さなんですが。
ボブはガブリエルバーン。アイルランド出身だとか。ニキータのボブに比べたらイマイチ存在感がなかった。その存在感のなさもラストで、ボブの最後の愛情なのかなととれるシーンがあったけど、それにしても存在感がなかったと思う。
正直キャストはニキータに見劣りする気がする。しかしハリウッドならではの演出でそれなりの作品になっている。いや元々の脚本が素晴らしいからに違いはないんだけど。
ハリウッド版ニキータは、アクションに力が入った出来で、フランスとの恋愛観が違うせいか、行間や余韻が少ない。行間や余韻があってしっとりしてるのがあたしの好きなフランス映画。アサシンはハリウッドらしくキスまでが早いとか、情緒的なものは少ない。後は音楽でカバーって感じだ。でもたまに流れるニーナシモンが良い感じである。
前半は違和感ありまくりで、やっぱりアンヌパリローや演出が上手かったんだなぁと感じさせる。レストランでの銃撃シーンも、拳銃がダサい。情緒溢れるニキータを観た後だと、展開が早い気がする。後半のラブストーリーとアクションはまぁハリウッドぽいなって感じだ。
ブリジットフォンダは前髪作るよりわけてた方が可愛い件。終わりの方が可愛くなってた。アサシンの方が新しい作品なんだけど、ファッションとかに時代を感じてしまう。ニキータの冒頭のスタッズついたジャケットとかもそうだけど、ニキータの方がスタイリッシュだった気がするし、小物も演出もそう感じさせる。やっぱりニキータの方が好きだなぁ。ブリジットフォンダが悪かったワケではないけど、原作が強過ぎた。
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