廃園跡地

言いたい事を言いたいまま!

人生のピーク


  大好きだった絵本。小さな星の子と山猫、うさぎのくれたバレエシューズ、わたしのワンピース、11匹の猫、ネズミくんシリーズ、はらぺこあおむし、3匹のヤギとガラガラドン、だるまちゃんと天狗ちゃん

  思い出すと幸せな気持ちになる。人生で1番楽しかったのは、幼稚園の時かもしれない。男とか女とかなかったし、誰とでも仲良くしてた。先生が仲良くしようねって言ったから。野沢くんって男の子だけは特別に好きで初恋の相手だったんだけど、それ以外は皆仲良しで、嫌いな子なんていなかったと思う。

  お母さんは毎日お弁当を作ってくれて、それはどんなお弁当でも毎日美味しくて、2人で手を繋いで帰った。幼稚園の時は、可愛いものやメルヘンなものが好きだったし、夢はお姫様か魔法使いだった。好きな人には好きって言えたし、今みたいに相手の顔色伺ってばかりいないし、人との距離を置いたりもしなかった。あたしの本質は今でも、子どもの頃と何ら変わりないハズなのに。子どもの頃、正義感が強くて、責任感があって、優しいって評価のままなハズなのに、心の中ではそうなのに

  あたしは今、人を嫌って、人に対して怒りやストレスを抱え、疲れ切って、汚い言葉を吐き、嫌いな人間にはいじがわるいし、いつでも正しい事をしているワケではないし、優しくもなく、利己的な人間になってしまった。物を知り、経験を重ね。あの頃のままでいるのは難しいし、それが大人になるって事だとしても、子どもでいたかった。

  そう本質は無邪気な子どもなんだ。それを自分の中でたまに感じるのだけど。その子はもうたまにしか出て来ないのだ。そうか、何も考えず、好きなもので溢れ、満ち足りていた人生のピークって幼稚園の時だったんだ。早熟に終わったよねあたしの人生。


ちいさな星の子と山ねこ (にしまきかやこの絵本)

ちいさな星の子と山ねこ (にしまきかやこの絵本)


うさぎのくれたバレエシューズ (えほん・こどもとともに)

うさぎのくれたバレエシューズ (えほん・こどもとともに)


わたしのワンピース

わたしのワンピース


11ぴきのねこ

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ねずみくんのチョッキ (ねずみくんの絵本 1)

ねずみくんのチョッキ (ねずみくんの絵本 1)

はらぺこあおむし

はらぺこあおむし

三びきのやぎのがらがらどん (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)

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だるまちゃんとてんぐちゃん(こどものとも絵本)

だるまちゃんとてんぐちゃん(こどものとも絵本)