キャビン
週末映画借りて見た。今日はインディ・ジョーンズとキャビン。
インディ・ジョーンズは昔見たら面白かった記憶あるのに、けっこうつまらなかった。まぁ冒険映画の教科書みたいな映画だけど、やっぱり出てくるヒロインがイマイチ。インディは男として結構最悪だし、ハリソン・フォードの顔だけがかっこいい。
注目はキャビン。去年の夏くらいに公開してた記憶がある。見たかったけど見られなくて。13日の金曜日みたいに、チャラい若者が山荘に…から予期せぬ結末になるという映画。
ディナは可愛くて良い。やっぱりヒロインは可愛くないとね。ディナの友達のジュールス。うん、安っぽくてビッチって感じで、それを演じるってすごいと思うし、ビッチ感が出てて素晴らしい。こちらが嫌悪する程に。
所謂リア充の若者が週末楽しくハッチャける為に山荘に向かう。以後ネタバレ
まさかその山荘の下に巨大な建物があり、恐怖がシナリオ通り予定されていて、生贄が出るなんて。理不尽。これはバトロワ的理不尽。主人公達が決められた理不尽なルールやシチュエーションでトコトン殺戮されたり、苦痛を感じたりさせられる。
前半はスプラッターとかホラー的ベタな展開だけど、まさかその地下の施設の連中が変なもの祀ってたり、それ以上にあり得ないもの飼ってたり。なかなか面白かった。
ヤク中マーティがマトモで良かった。ってかマーティ好み。
魑魅魍魎がたくさん。グロシーンも見応えあったり、サイレントヒル的な不気味な生き物もキモくて良かったー!
ラストはクソって人もいるけど、満足でした。結局祀ってあるものが何なのかハッキリはしなかったけど、ラストサマーにしろ何にしろ、そんなもんで良いと思うのだ。
ホラー映画の目的てのはホラーそのものであるわけで、別に理由を細かく説明しなくても良いかなとあたしは思う。勿論その恐怖に過去の物語は必要だけど、突発的に発生して後味が悪いものも気味が悪くて良いと思うし、勝手に納得してしまう。
ラストは2人仲良くああもうダメだねみたいな感じで、終末っぽく葉っぱなんか吸って、なんていうか戦い終わったヒーローみたいな感じでなんか良い。
映画を見てると、先を読む癖がつく。それは別に悪いものではないし、あたしならこうするとか、予想外ならそれはそれで楽しめるし。この映画も凡そ読めてはいたけど、あのゾンビだとかがドッキリとか実験の類いじゃなくて、本物っていうのは吃驚した。
ディナ達が不幸なまま終わらなくて良かった。そのまま終わってたらそれこそ後味悪い。
新感覚なホラー?スプラッター?なので楽しめた。こういう進化に期待したい。
グロい映画は好きだ。でもSAWみたいのは苦手。突発的に内臓ばら撒いて死ぬのは全然平気で寧ろ好物だけど、拷問系は好きじゃない。痛そうだし、拷問の目的は死ではなく、痛みや苦しみ、苦痛だからだ。血が飛び散るスプラッターは平気だけど、拷問系が苦手なのはそういう理由だと気づいた。
だから、SAW系にならない、ホラーの進化系のキャビンには新しいものを感じられた。
面白かった\(^o^)/
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