廃園跡地

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異質なモノと排除

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  多くの人間は異質なものを排除したがる。それは動物も同じで、異質なものが何かを起こすんじゃないかと恐れてる。

  異質なものを排除するのは楽しい。自分は異質なものではないし、仲間がいる。安心感と、仲間がいる誇りみたいなもの、自分達が正義な気がしてくる。しかし異質なものを排除する事で得られる帰属意識、それは正義でも何でもない。差別だ。


  そういう感情はあたしにもあって、変わった人は魅力的で好きなのに、実際は差別している現実。多分自分のベースの価値観が堅物なんだろう。異質なものを排除するということは、出会いや新しいものを得る機会を失っているということだ。



  でもあたしは精神疾患を抱えた人を差別した事はない。自分が同じで理解が出来るからだ。職場にはそういうのを理解出来ない人がいて、そういうものを怖がってる人がいる。そういうのを聞いていて不愉快になったり、視野が狭い人だなぁと思ってる。


  相手の行動を軽蔑するのは良いけど、相手そのものを軽蔑したり、馬鹿にしたり見下すのは良くないという記事を最近読んだ。そうかもしれない。でもあたしはそんな発言をしつつ、ボキャブラリーの少ない彼女をとてもとても馬鹿にして見下している。そう思いたくなくてもそれは事実だ。

  話す内容はテレビで見た事と人の噂話ばかり。何が面白いのだろう。あたしは取り立てて頭が良いとは思わないけど、彼女を馬鹿だと思ってる。何にでも笑える人は陽気で好かれるけど、脈絡もなく笑う人間は馬鹿だと思う。

  でもそういう共通の話題で笑えないあたしの方が本当はマイノリティなんだ。浮いているとわかってるし、溶け込めない。溝を感じる。別に埋めようとは思わないけど。下らない話で笑えたら良いのに。